企業サイトのPV(ページビュー)とは?分析方法まで解説

企業サイトのPV(ページビュー)とは?分析方法まで解説

今回は、WEBマーケター同士の会話や会議中にたびたび耳にする「PV(ピーブイ)」について解説していきます。
ちなみに、呼び方は「ピーブイ」で問題ありませんが正式名称は「ページビュー」ですので、念の為覚えておきましょう。

PVを分析、改善することで自社サイトの状態を確認でき、改善次第では多くの訪問者を獲得できることに繋がります。

専門的な内容でもないため、WEB業界の知識がない方でも、今回の記事1つで理解できるでしょう。

ぜひ、以下で確認してみてください。

<目次>
1.PV(ページビュー)とは?
 1-1.カウント方法
2.PVとセッション数の違いとは?
3.UU(ユニークユーザー数)とセッション数の違い
 3-1.PVの重要性
4.PVの増やし方
 4-1.有益なコンテンツを追加する
 4-2.更新頻度をあげる
 4-3.キーワードボリュームを意識する
 4-4.広告を出稿する
5.最後に


1.PV(ページビュー)とは?

PV(ページビュー)とは、対象のWEBサイトをユーザーが閲覧(表示)した回数を指します。
1PVであれば、1回ページが閲覧されてことになるため0PVではWEBサイトを開設したは良いものの、誰もサイトに訪れていない状態を指します。
WEBサイトを通じて自社のWEBサイトで商品を販売する場合は、PVが多いほど沢山のユーザーに閲覧されているため、売れる確率も高くなるのでPVはとても重要な指標であることがわかります。

1-1.カウント方法

PVのカウント方法ですが、1ページにつき1PVでカウントされます。
例えば、トップページ→会社概要ページ→問い合わせページの順でユーザーがWEBサイト内を遷移した場合は、ページビューは「3」になります。

PVはあくまで、ページが表示された「回数」でしかありません。
実際に、WEBページに訪れた人数ではないため、間違いに気をつけましょう。

ちなみに、ページをリロード(更新・再読み込み)した場合もページビューが加算されます。


2.PVとセッション数の違いとは?

PVがページが表示された回数を指すことに対して、セッション数とはページに訪問された回数を指します。
例えば、一人のユーザーがあるWEBサイトに訪問しトップページと会社概要ページを閲覧した場合はPVは2で、セッション数は1とカウントされます。
厳密にお伝えすると、WEBサイトを一度離脱し再度アクセスした場合はセッション数が加算されます。

つまり、セッション数がPV数を上回ることは理論的にありません。
仮に、上回っている場合はWEB計測ツールのエラーである可能性が高いため別の対策が必要になります。


3.UU(ユニークユーザー数)とセッション数の違い

WEBサイトの数値を分析ツールとして有名なGoogleAnalyticsでは「UU」という指標があります。
UUとはユニークユーザーを定義し、何人のユーザーがWEBサイトに訪れたかを確認することができます。

前項で解説した、セッション数では一人のユーザーがWEBサイトを離脱し再度アクセスした場合にセッション数が加算されますが、UUはされません。
つまりUU(ユニークユーザー)とは、WEBサイトへ訪問した純粋なユーザー数を確認できるのです。

ユーザー単位で管理されるため、UU数がセッション数を上回ることはあり得ません。
※以下のように、覚えておくと良いでしょう。
PV数>セッション数>UU数

3-1.PVの重要性


各企業がなぜ、PVを重要視するのかについては、明確な答えがあります。
PVが増えることよって自社の認知拡大に繋がりインターネット上でビジネスを有利に進めることに 繋がるためです。

どれだけ、自社のサービスや商品が魅力的であっても目に留まらなければ意味がありません。
また、顧客やクライアントのフィードバック(感想)も認知され、利用されてこそ得られるものです。

つまり、PVが少ない状態では自社のサービスをアピールできていない状況且つサービスをブラッシュアップするフィードバックさえ集めることができません。

PVは事業をインターネット上でスケールさせるためには、一番最初に気にかけるべき指標であることがわかります。


4.PVの増やし方

PVの重要性を理解した次は、増やし方について解説していきます。
いくつか方法があり、SEO(エスイーオー)対策をしてオーガニック検索を強化することやSNS経由で自社のWEBサイトに流入して増やすこともできます。

PVを増やすには、ユーザーに訪問してもらうことが大前提のため、Google上で上位に表示される必要があります。
つまりPV数を増やすことは、Googleに適切なWEBサイトと認知してもらうことを意味します。
以下では、その方法を解説します。

4-1.有益なコンテンツを追加する

Googleはユーザーにとって有益なコンテンツを発信しているWEBサイトこそ上位に表示されると提唱しています。

有益なコンテンツとは、「ユーザーの悩み」を解消するページです。

例えば、ユーザーが「ホームページの作り方」と検索したのに対して、ホームページの費用を説明しているページは適切でありません。

一説では、一定の文字数であれば上位に表示されやすいとも言われています。
これは文字数が多いことで網羅的に解説されている可能性が高いためです。

4-2.更新頻度をあげる

更新頻度が高いと、鮮度の良い情報である可能性が高いためです。

毎日更新すれば最適ということではありません。
しかし、最後の更新が数年前などであれば、今の時代にマッチしない可能性が高いため信頼性のないWEBサイトと認識されてしまいます。

4-3.キーワードボリュームを意識する

どれだけ、質の良いコンテンツを発信していても、その内容に需要がなければアクセスされることはありません。
例えば、「北海道 おすすめ テニスコート」などのキーワードは月間の検索数も100未満であるため、それ以上のPV数は見込めません。
それなりにボリュームがあるキーワードに対してコンテンツを作ることを意識してみましょう。
しかし、キーワードボリュームが高いキーワードは他のWEBサイトも対策しているため、多すぎず少なすぎないキーワードを発掘しましょう。

4-4.広告を出稿する

Google広告などを利用することで多くのPVを得る方法もあります。
費用が発生してしまいますが、細かくターゲットを絞ることもでき短期間でデータ収集が行えるため、有効な施策の1つです。


5.最後に


今回は、PV(ページビュー)の定義や増やし方について解説しました。
PV数は多ければ多いほど良いため対策すべき重要な指標であることがわかりました。

ARIA株式会社では、PVを増やすことを意識したWEBサイト制作を意識しているため、作って終わりのWEBサイトとは異なります。

初めてのWEBサイト制作の方はもちろんの事、サイトをリニューアルしたい方などもぜひお気軽にお問い合わせください。

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