WEBサイト完成までの流れと進め方。簡単な6つの手順
今回の記事では、WEBの知識がない方でも、簡単に理解できるWEBサイト完成までの手順をご紹介します。
WEB制作は、技術と感性の2つの能力が必要になります。
そのため、WEB制作会社に丸投げをしていれば、希望通りのWEBサイトが納品されると思っていては危険です。
他の制作会社へ委託する際にも、気を付けるべきポイントはいくつかあり、適切に依頼することでスムーズに制作が進行します。
ところで、WEBサイトはどれくらいの期間とスタッフ数で制作されていくかご存知でしょうか。
極まれに依頼主様の中で、すぐ出来る物と思いがちですが、実際は数カ月必要になることが多くその点も、トラブルになる原因の1つではあります。
<目次>
1.WEBサイト制作の流れ
1-1.調査と企画
1-2.制作会社を選定
1-3.UI/UXの設計
1-3-1.UI/UXの定義
1-4.デザイン制作
1-5.実装
1-6.納品確認及びサイト公開
2.まとめ
1.WEBサイト制作の流れ
自社内で制作する場合も、WEB制作会社に依頼する場合も基本的な流れは変わりません。
ただ、外部に制作を依頼する場合は随所でMTGや確認作業が挟まります。
まずは、自社内で制作するのか、制作会社に依頼するかを決めるべきです。
既に社内にリソースがある場合は、自社開発をオススメします。
ただ、採用をしないと制作が行えない、リソースがない場合は制作会社を上手に活用することで費用も時間も抑えることができます。
WEB制作は以下の7ステップで進めていきます。
● 調査や分析
● 制作会社を選定
● UI/UXの設計
● デザイン制作
● 実装
● 納品確認
● WEBサイト公開
各手順について解説します。
1-1.調査と企画
まずは、自社サービスのターゲットになりうるユーザーのニーズなどを調査しましょう。
同時に事業の実績等も確認し、事業が抱える課題を解決できるWEBサイトの制作を目指しましょう。
WEB制作において、企画とは「要件定義書(計画書)」を指します。
綺麗な要件定義書を用意する必要はありません。
作成が難しい場合は、Wordなどのソフトに箇条書きで今回のプロジェクトで実現したい事や、課題と目的をまとめましょう。
要件定義書をベースに制作会社やプログラマと話を進めていくため出来るだけ用意すると良いでしょう。
また、競合に位置する企業のWEBサイトもチェックしましょう。
自社より上手くいっている部分、そうでない部分はどこか?と常に自社と比較して調査することで競合とWEBサイトの構成やデザインが被ることなく差別化が図れます。
ARIA株式会社では、要件定義の段階から丁寧にヒアリングしお客様のご要望に沿ったWEBサイト制作をお手伝いさせていただいております、
「まだ、WEBサイトの構想も決まってない」
「どういうサイトにしたら良いかわからない」
上記のような方のお問い合わせも大歓迎です。
是非お気軽にお問い合わせくださいませ。
<WEBサイト制作をお考えなら>
1-2.制作会社を選定
※自社内で制作する場合は、こちらのステップは飛ばして次のステップからになります。
自社の課題を洗い出し、要件が決まった次のステップは、依頼先である「制作会社」の選定です。
世の中には万を超える制作会社があり、どこに依頼して良いかわからない方は以下の項目を抑えた制作会社を選定すると良いでしょう。
✔︎ 制作実績が豊富
なぜ、制作実績が豊富であることが選定基準なのかについて解説します。
実績が多いことで、自社が作ろうとしているWEBサイトのイメージに近いサイトが見つかるケースがあるからです。
1からWEBサイトの構想を練り上げるよりもイメージに近いWEBサイトを参考に進めていく方が期間も抑えることができ、期待通りのWEBサイトが仕上がる確率が高いためです。
しかし、制作実績が少ない会社がダメということではありません。
実績が少ない会社でも高い技術力を保持することもあります。
✔︎ 担当者が丁寧
いくら有名な制作会社に依頼しても、担当するのは一個人になります。
担当者が丁寧であれば、納期のスケジュールや修正依頼などもスムーズに進むことが多く、お互いにストレスを抱えずに済むためです。
1-3.UI/UXの設計
UI/UXは、制作会社が担当する項目です。
制作会社から提案されたラフ案を確認し、問題がなければ、次のステップ(デザイン制作)に進みましょう。
デザイン制作に進んでしまうと、後戻りできないことが一般的であるため、ここの確認はとても重要になります。
1-3-1.UI/UXの定義
UIとは、インターフェースと呼ばれ、WEBサイトのデザインや操作性を指します。
「会員登録ボタンの大きさはどうしよう」
「お問い合わせフォームの入力欄の大きさはどうしよう」
など、ボタンのデザインを考えるというよりは、ボタンをどこに置くか?などデザインの前段階の作業のことをUIと指すことが多いです。
UX(ユーザーエクスペリエンス)は、システム、サービスなどの利用を通じてユーザーが得る体験を定義します。
上記は難しい一般定義ですが、簡単に例えるとWEBサイトの目的を達成するための戦略と捉えておけば問題ありません。
1-4.デザイン制作
前項で、設計したUI/UXに沿ってデザインの制作をします。
デザインの制作も、WEB制作会社が担当することが多く、この工程でも、依頼側は待ちの姿勢で問題ありません。
ただ、デザインは担当者のセンスや好みが顕著に表れます。
事前に、「こんなサイトのデザインでお願いします」と参考サイトをいくつかピップアップし共有することで希望通りのデザインになる可能性が高まります。
デザインも随所ごとに確認作業が必要です。
完成してからの修正は別途費用が発生してしまう恐れがあるため、デザインの修正はこの時点で伝えるようにしてみましょう。
1-5.実装
デザインが完了したら、次はWEB上で動作するようにエンジニアが実装します。
この作業を業界用語で「コーティング」と呼びます。
コーティングは、制作するサイトの規模にもよりますが、1ヶ月〜2ヶ月ほどの時間が必要です。
コーティングにおいては、希望と異なることはあまりありませんが、WEB上に特殊なアニメーションをつけたいなどの要望がある場合は、この時点で確認しましょう。
ちなみに、コーティング業務の細かい依頼については、要件定義書の段階で決定することが一般的です。
1-6.納品確認及びサイト公開
実装が完了すると、ソースコード(HTMLやCSS)が納品されます。
この納品データは、社内で厳重に管理しましょう。
インターネット上で、他のユーザーが制作したWEBページを閲覧するには、WEBサーバーにアップロードする必要があります。
サーバーにアップロードするところまでは、WEB制作会社が担当することが一般的です。
2.まとめ
今回は、WEBサイト制作までの流れを解説しました。
制作会社に依頼する場合は、希望のサイト内容を伝えた後は、待ちの姿勢であることが多く他の業務に集中することができます。
制作は制作のプロに任せ、自社のリソースを競合調査や広報活動に充てることで事業を加速させることができます。
ARIA株式会社では、WEBサイト制作から、修正まで幅広く対応しております。
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