自分でホームページを作成するために必要な費用や準備
本記事では、以下のように考えている人に向けてホームページ作成までのいろはを解説していきます。
ホームページくらい自分でも作れそう
支出を抑えるためにホームページを自分で作成する
ホームページを作りたいけど何から始めていいかわからない
<目次>
1.まずはホームページの概念
1-1.ホームページとは
1-2.ウェブサイトとは
2.WEBページを作成するための準備
2-1.サーバー
2-2.独自ドメイン
2-3.PC
3.WEBサイトの種類と費用
3-1.フルスクラッチで作成
3-2.CMSで作成する
3-3.WEBサイト作成ツール(Wix等)
4.WEBサイトの開発費用
4-1.簡易的なWEBサイトの作成費用
4-2.コーポレートサイトの作成費用
5.WEBサイト作成で迷った時は
1.まずはホームページの概念
実はホームページとWEBページは意味が異なります。
1-1.ホームページとは
トップページのことを指します。
一般的なWEBサイトには、「お問い合わせページ」や「会社概要」のページも用意されておりますが、それらはホームページとは呼ばないのです。
ホームページ=トップページを意味すると覚えておけば問題ないでしょう。
1-2.WEBサイトとは
WEBページを全て集めた集合体のことを指します。
例えば、先ほどの「お問い合わせページ」や「会社概要」、「トップページ」なども全てWEBページを意味します。
そのため、今回皆さんが想像されているのは「WEBページ」の方ではないのでしょうか。
プログラミングやWEB業界に詳しい人に「ホームページ」を作りたいと伝えても、違う意味合いで受け取られてしまうことがあるので注意が必要です。
2.WEBページを作成するための準備
では、WEBサイトを作成するには何を準備すれば良いのかについてご説明します。
2-1.サーバー
ネットワーク上で他のコンピューター(他者)に自身のWEBサイトの情報を提供するコンピューターを指します。
プログラミングを取得しページだけ作成してもサーバーを契約しない限りは、WEBサイトは世界に公開されません。
各サーバー会社との契約は簡単に行えますが、設定が複雑なためプロの業者に依頼する方が得策といえます。
2-2.独自ドメイン
WEBサイトの住所を表す記号列のことを指します。
普段目にする「○○○.com」などが独自ドメインと呼ばれるものです。
これは、独自ドメインを発行している業者から購入する必要があり、既に他社(他者)によって取得済みの文字列/記号は取得できません。
独自ドメインはWEBサイトを作成するうえで、必ず必要なものです。
2-3.PC
WEBサイトの作成はプログラミングコードを用いて作成するためPCが必要になります。
スマートフォンでも不可能ではないですが、現実的ではありません。
PCを所持していない場合は買い揃える必要があるため、制作会社に制作を依頼した方が費用を抑えられるケースがございます。
3.WEBサイトの種類と費用
実際にWEBページを作るのに、3つの選択肢があります。
それぞれ、どのような種類でWEBサイトを作成するかによって、必要な準備や費用、期間が異なります。
まずはWEBサイトを作成する目的をピックアップし、用途にマッチした選択をしましょう。
3-1.フルスクラッチで作成
※完全オーダー開発を指します。
必要な知識:HTML,CSS,PHP等のプログラム言語の知識
準備:独自ドメイン、サーバー
維持費:数百円~
期間:約3ヵ月~
WEBに関する深い知識が必要です。
WEBページを構成するために必要な「HTML」や「CSS」の知識やサーバーの設置、ドメインの登録など多くの専門作業が必要になります。
上記のような専門用語を目にしてイメージできない場合はフルスクラッチで開発するのはオススメできません。
フルスクラッチのメリット
自由にカスタマイズが可能
複数のユーザーで管理可能
フルスクラッチのデメリット
開発費用が高騰する場合がある
希望するサイトによっては開発期間が長い
高度な技術が必要
3-2.CMSで作成する
必要な知識:若干のHTML,CSS,PHP等のプログラム言語の知識
準備:独自ドメイン、サーバー
維持費:数百円~
期間:約1ヵ月~
Wordpressのようなブログテンプレートを使用してWEBサイトを作成することができます。
Wordpressでの作成も若干のプログラム言語の知識が必要になりますが、フルスクラッチほどではありません。
まずはデザインに拘らず、とりあえずWEBサイトが欲しいなどの場合はWordpressで充分と言えます。
また、ブログ向けのテンプレートが多いため会社のWEBサイトなどには不向きです。
CMSのメリット
フルスクラッチと比べると技術を要しない
セキュリティーが強固
CMSのデメリット
カスタマイズ性が低い(好みのデザインに出来ない場合が多い)
会社のWEBサイトには不向き
3-3.WEBサイト作成ツール(Wix等)
必要な知識:基本的に必要なし
準備:なし
維持費:数千円~
期間:約1ヵ月~
前項の2つの方法と比べると、ご自身で独自ドメインやサーバーを用意する必要がないのが一番の違いになります。
ただ、毎月月額課金が必要になるケースが多いため、支出面ですと他の2つの方法と差異はありません。
WEBサイト作成ツールのメリット
プログラム言語の知識のない人でもWEBサイトを作成できる
WEBサイト作成ツールのデメリット
カスタマイズ性が低い
場合によっては維持費が高額になる
4.WEBサイトの開発費用
WEBサイトを作成するのは高度な技術と知識を要するうえに失敗に終わるケースが多いのが現実です。
プロ制作会社に依頼する方が、理想のWEBサイトを作成できるうえにセキュリティーや保守など開発後のサポートも依頼できるため安心して事業に専念することができます。
そこで、制作会社に開発を依頼した場合の費用についてご説明します。
4-1.簡易的なWEBサイトの作成費用
※定義:チラシや1ページのみのサイトを指す。
費用:30万円〜
期間:10日〜
商品紹介ページだけを作成したい場合などは、この費用で収まるケースがほとんどです。
しかし
4-2.コーポレートサイトの作成費用
※定義:自社のサービスや会社概要、お問い合わせフォーム等の機能を備えたWEBサイト
費用:60万円〜
期間:30日〜
コーポレートサイトの作成を検討しているのであれば、これくらいの費用感が平均値になります。
コーポレートサイトは、会社の看板であるため見栄えを意識することが大切です。
プログラミング知識やデザイン知識がない素人が作成してしまうことで、クライアントに不信感を抱かれてしまうことがあります。
5.WEBサイト作成で迷った時は
このようにWEBサイトを作成するには、多くの知識と準備が必要になります。
まずは、プロの制作会社に希望するWEBサイトにどの位の費用が必要なのかを尋ねてみると良いでしょう。
お問合せはこちら↓から
ARIA株式会社(MIECRU)
info@ariainc.jp