Webサイト制作に必要なHTML・CSS・JavaScriptとは?特徴やできること

Webサイト制作に必要なHTML・CSS・JavaScriptとは?特徴やできること

こんにちは、Webサイト開発会社のARIA株式会社です。
今回の記事では、Webサイト制作を検討している事業者や、プログラミング言語について学んでいる方向けの内容になります。

数あるプログラミング言語の中で今回ご紹介するのは以下の3つになります。

  • HTML
  • CSS
  • JavaScript


なぜ、この3つに絞って解説するかと言うと、Webサイトを開発するのに必要なプログラミング言語であるためです。

他にはPythonやJavaと呼ばれるプログラミング言語もありますが、Webサイトを制作するだけであれば、これらのプログラミング言語は必要ありません。

ご自身でWebサイトを開発する場合でも、開発会社に委託する場合でも、これらの知識があるとないでは、完成の仕上がりが変わってくるでしょう。

自分で開発するのであれば尚更ですが、開発会社に依頼する際も要望を伝えやすくなります。

とは言っても、完璧に覚える必要はなく、意味さえわかる程度のうろ覚えで問題ありません。

前半は弊社のご紹介と、各プログラミング言語についての解説になります。
実際にWebサイト制作を進める上で重要なポイントについては、中盤以降に記載しております。


1.Web制作を手がけるARIA株式会社

東京都港区に本社を構えるIT・システム会社です。
常にお客様の立場になり、大企業からスタートアップ企業まで多くの制作実績がございます。

1-1.ARIA株式会社の主要事業

弊社では主に三本柱にて、お客様にサービスを提供しております。

・Web開発・システム開発




日本人のエンジニアの在籍はもちろんのこと、ベトナムを中心とした海外のエンジニアチームも活動しております。

プログラミング言語の多くが英語をベースに構成されていることから、言語の最新の技術が日本に流れてくるまで時間がかかることが国内IT企業の課題でしたが、弊社ではそうした心配もございません。

本記事でご紹介する、HTML、CSSやJavaScriptはもちろんのこと、国内の開発会社では珍しいGo言語(Go言語の記事挿入)やPHPでの開発も対応可能でございます。

Webサイトやシステムを構築したいなどのご要望がございましたら、是非一度ご相談ください。



・ECトータルマネジメントシステム「ミエクル」




大手ラーメンチェーン店なども導入しており、大小問わず多くの企業が利用しているECトータルマネジメントシステムです。

サイト作成から決済はもちろん、売上管理や在庫管理、顧客管理まで、ひとつのシステムでネットショップを管理できるシステムです。
ミエクルの担当スタッフが導入から運用まで丁寧にサポートするため、初めてのECサイト運営でも安心して始めることができます。

<ミエクルの料金>
限定100社のみ初期費用無料キャンペーン実施中。
決済手数料なども、国内最安値であることもミエクルがお客様に受け入れていただいている理由の1つになります。
対応している決済方法
VisaやMasterCardに加えて、PayPayやコンビニ支払いにも対応しています。
多くの決済方法に対応していることから、機会損失を逃すことのない設計になっております。

搭載機能(一部)




マーケティング部分のご支援から、顧客管理、在庫管理、既存顧客へのアプローチなどECサイト運営で必要な機能をワンストップでご提供しております。



・メタバース空間でショッピング「TELAND」

2023年1月よりオープンしたメタバース空間でショッピング体験ができるサービスを運営しております。
これまでの、ショッピング体験に加えバーチャル空間でユーザーが商品を確認できる点から、購買率の向上が見込めます。



2.HTMLとは


前項では、本記事の概要や弊社の概要についてご紹介させていただきましたが、以下では本記事の本題でもある、HTMLやCSSについて解説していきます。

HTMLとはHyper Text Markup Language(ハイパーテキスト マークアップ ランゲージ)の略称になり、「エイチティーエムエル」と呼ばれております。

イギリスの科学者である、ティム・バーナーズ・リー氏を筆頭に1989年に開発されました。
Go言語の開発が2009年ということを考えると、HTMLには深い歴史があることがわかりますね。

今、私たちが目にしているWebページ、この記事でさえもHTMLで構成されています。
簡単にご説明すると、Webページの土台を作るためのプログラミング言語です。
このHTMLを利用することでWebページやシステムが開発できるようになります。

HTMLは<b>や<div>タグ等でテキストを囲むだけであらゆる処理が行えることから、初心者でも学習しやすい言語ともされております。
こうした背景から、爆発的に普及し今ではすべてのWebページのベースになりました。

2-1.HTMLでできること

以下では、HTMLでできることをご紹介します。


①ホームページ作成
HTMLでできることは、ホームページを作成することです。
ですので、AndroidやiPhoneアプリの開発は残念ながらHTMLではできません。

あくまでホームページ作成が行えるプログラミング言語と覚えておけば問題ないでしょう。

今回の記事では詳しくご紹介しませんが、実際にWebページをインターネット上に公開するにあたっては、ドメインとサーバーの契約が必要になります。

ドメインであれば、数百円/年。
サーバーであれば、数千円/年から利用できます。

個人名義での契約も可能なため、まずは簡易的なWebページを立ち上げるとよりイメージできるのでおすすめです。

ドメインやサーバーについて詳しく知りたい方はこちら!
「ホームページ制作の打ち合わせ前に知っておきたい事」


②メールの装飾
よくHTMLメール等で文字の色が赤色だったりフォントサイズが大きいメールを目にしませんか?
HTMLを学ぶことでメールを装飾することも可能です。

もし、事業でメルマガ等を検討されてる方はメールの装飾に力を入れてみてはいかがでしょうか。
メールの件名や装飾によって開封率やクリック率が変動するため効果改善を図りたい時になどおすすめです。

2-2.HTMLのメリット

以下では、HTMLならではのメリットについて紹介します。

①Webページの仕組みを理解できる
前項でご紹介したように、世の中のWebページはHTMLを使用して作成されています。

つまり、HTMLを理解することで、普段目にするWebサイトがどのような構成(コード)で作成されているかがわかるようになります。

他者が制作したWebページであってもソースコードを確認することは可能です。
PCであれば、「F12」を押すと、該当のページのソースコードが表示されます。

今後、自身でWebページを作成する時になどの参考になるのでおすすめです。


②記述した処理(コード)が目に見える
HTMLの利点として、記述した内容がすぐに確認できるのも開発を進める上でメリットとなります。
例えば、「<h1>こんにちは</h1>」とHTMLエディターに記述することで「こんにちは」とPC(Webページ)に表示されます。

これはフロントエンドならではの特徴であり、バックエンドの場合はこのようにわかりやすい確認ができないことがあります。


<フロントエンドとバックエンドの違い>
フロントエンド:ユーザーの目に直接触れる部分のことを指します。
Webサービスやアプリケーションで、ユーザーがテキストを入力したりする処理はフロントエンド側で行われております。

バックエンド:フロントエンドで行われた処理をサーバーやシステムに送信し処理をする部分を指します。
例えば、ECサイトであれば、商品ページの作成はフロントエンドで行います。
商品が購入された場合に決済情報や時刻、顧客情報をサーバーに送信する処理をバックエンドで行います。

一般的にフロントエンドとバックエンドは連携しており、フロントエンドからバックエンドに信号を送りバックエンドで処理した後にフロントエンドに処理結果を返す構図になります。

2-3.HTMLのデメリット

前項ではメリットをご紹介してきましたが、以下ではデメリット(悪い面)についても解説していきます。

①初心者ではハードルが高い
HTMLのみならず、プログラミング言語は専門的な知識が必要になります。
数時間の学習で習得できるほど、簡単ではありません。

HTMLを勉強し1人でホームページが作成できるようになるまでは最短でも1~3ヵ月が必要になります。

それでも簡易的なサイトが限界であるため、個人ブログなら良いですが企業サイトには適しておりません。

企業のコーポレートサイト作成であれば、Webサイト制作会社に委託した方が賢明でしょう。
希望通りのデザインに仕上がるだけでなく、完成までの期間を短縮することもできます。




②ホームページしか作成できない
HTMLでは、ホームページしか作成することができません。
厳密にお伝えすると、Web領域のフロント画面を構築する役割を担うのがHTMLです。

例えば、会員サイトやマッチング機能のあるWebサイトはHTMLのみでは構築できず、PHPやJavaScriptでコードを記述する必要があります。


③受信側の環境に左右される
ホームページを作成する上で開発者が注意すべきポイントは「どのデバイスでも正常に表示されているか」になります。

縦幅の短いデバイスと長いデバイスで表示が異なってしまっては、ユーザーにとって不便になりかねません。
そこで、開発者は全デバイスで正常に表示されるように調整する必要があります。

この一連の作業のことをWeb専門用語で”レスポンシブ対応”といいます。


3.CSSとは


前項ではHTMLについて解説しました。
HTMLを学ぶ上でキーとなるのが、CSSになります。

CSSとは、Webページの文字サイズや文字色、レイアウト、背景など見た目の設定を行うプログラミング言語になります。

「シーエスエス」と読みます。

Webサイトは、HTMLで構成し、スタイルシートにCSSを記述することで、文字だけの簡素なWebサイトにならずに、私達が普段目にするデザイン性の高いWebサイトが出来上がります。

HTMLとCSSはそれぞれ別のシートに記述します。
同じシートに記述することもできますが、あまりオススメされません。

一般的にCSSを学習する前にHTMLもセットで学習するためどちらか片方しか知識がない状態というのはありません。

そのため、HTMLの学習を終了する頃にはCSSの学習も完了していることになります。


3-1.CSSでできること

以下では、CSSで行えることについて詳しく説明します。

①Webサイトを装飾する
前項でも記載した内容と若干重複してしまいますが、CSSの一番の特徴は見た目を綺麗に整えることができることです。

デザインはそのWebページの印象をガラッと変える力があります。
同じ情報でもデザインによって受け手が感じる印象が異なります。

運用型広告を行う場合は、デザインは慎重に考えるべきでしょう。
同じ広告予算でも、デザインが良ければ高い広告効果が見込めます。

もし、広告を出すためにWebサイトが必要であるならば、プロのホームページ作成会社に依頼しましょう。
依頼費用は発生してしまいますが、後々の広告効果で考えるとむしろ費用を抑えることができるかもしれません。




②LP制作、LPコーティング
こちらは、CSSのみの知識では不可ですが、前項でご紹介したHTMLの知識と併せることで行える業務になります。

主にWebサイトの制作はデザインを考える人と、形にする人で役割分担をし業務を行います。

企業によってはデザイナーは抱えているが、形にするスタッフが不足しているケースがあり、外部のエンジニアやフリーランスに業務を発注することがあります。

このデザインを形に起こす業務のことを「コーティング業務」と呼びます。

近年では、コーティング業務のみの代行会社も増えておりその需要は拡大する一方です。

3-2.CSSのメリット

以下では、CSSを使用することによるメリットを解説します。


①デザインの一括調整が行える
CSSには、class(クラス)という概念が存在します。

クラスとは、同じ意味をもつ要素をグループでまとめることを指します。
クラスのメリットとして、グループ内のデザインを変更したい際に一括でデザイン調整が行える点です。


②レスポンシブに対応できる
Webページを閲覧するユーザーの端末や画面サイズによって表示方法を調整することができます。

PCとスマートフォンで閲覧すると、表示方法が異なる仕様もCSSが使用されています。

ページに訪れたユーザーに不快な思いをさせないように、すべてのデバイス、OS、通信環境に対応させることはGoogleのSEOを対策するという意味でも大切な指標になります。

「ホームページは管理するべき?気になる費用等を解説」

3-3.CSSのデメリット

基本的にメリットしかないCSSですが、デメリットも存在します。

①CSS未対応のブラウザーがある
ブラウザのシェア率はGoogle、Microsoftedge、Firefoxが大多数を占める近年では、あまり影響がありませんが、一部のブラウザーではCSSが適用されないことがあります。

Netscapeと呼ばれるブラウザでは、CSSが正常に反映されないことがあります。
しかし、現代においてNetscapeを使用しているユーザーはほぼ存在しないため心配する必要はないでしょう。


4.JavaScriptとは


JavaScriptとは、Webサイトに「動き」を与えるためのプログラム言語を指します。

文字のサイズや、色、ボタンの色の調整等については前項でご紹介したCSSで行うことができますが、CSSでは「動き」まで調整することはできません。

Webサイトを開いた時に、表示されるポップアップ画面やイラストが動いているアニメーションなどはJavaScriptで制御されています。

JavaScriptをWebサイトに用いることで、更に存在感のあるWebサイトになります。

<Javaとは違う?>
JavaScriptは他の言語とよく間違われることがあります。
その言語は「Java」です。

呼び名は似ていますが、その機能は全く異なります。

JavaScriptはWebサイトに動きを加えるプログラム言語ですが、JavaはJVM呼ばれる仮想マシン上でのみ動作するプログラム言語です。

JavaはAndroidアプリケーションの開発に用いられることで有名です。
このように呼び名は似ていても、意味が全く異なる言語ということがわかります。

4-1.JavaScriptでできること

以下では、JavaScriptの特徴について解説していきます。
CSSだけでなく、JavaScriptも併せてWebページを制作することで、より魅力的なサイトが構築できます。


①リアルタイムでWebページの情報を更新できる
JavaScriptの機能の一つに「Node.js」と呼ばれる機能があります。
Node.jsを使いリアルタイムにサーバーへ情報を送信することで、それをWebサイトに反映させることが可能です。

不動産管理会社のWebサイトでは、「現在ご紹介可能な物件数●●●」と表示されていますが、JavaScriptが使用されています。

このように、ページに訪れたユーザーに対して鮮度の高い情報を提供できる特徴があります。


②演算処理が可能
HTML、CSSとの大きな違いとしてJavaScriptでは「演算処理」が行えます。

よく活用されているシーンだと、保険金の見積や車の下取りをWebサイト上で計算する際にJavaScriptが使用されています。

プログラムさえ組んでしまえば計算ミスなどのヒューマンエラーもカバーできるため様々な業種のWebページで活用されています。

4-2.JavaScriptのメリット

以下では、JavaScriptを用いることで得られるメリットについて解説いたします。

①幅広いウェブアプリに対応できる
本記事の前半でご紹介した、「フロントエンド」と「バックエンド」は覚えていますでしょうか。

JavaScriptでは、フロントエンド、バックエンドのどちらも開発可能な言語のため多くのウェブアプリ作成で活用できます。

JavaScriptを用いることでTwitterやInstagramなどのウェブアプリケーションの開発が行えます。

現代において、ネイティブアプリとセットでほぼ必ず必要になるウェブアプリの開発が行える言語として、JavaScriptは高いニーズがあります。


②ライブラリが豊富
2000年以降に開発されたGo言語等とは異なり、JavaScriptは1995年に開発されてから40年経過しております。
その長い歴史の中で、JavaScriptに関する情報は他の言語と比べると充実していることが特徴です。

情報が充実している言語は、ライブラリが豊富なため開発者にとって便利なツールが数多く普及しております。

ライブラリを使用することで開発時間を短縮することが可能な上、高度な機能も簡易的に実装できます。

4-3.JavaScriptのデメリット

次に、JavaScriptの決定的なデメリットについて解説します。


①処理速度が遅い
JavaScriptのプログラミングの実行の流れとして「コードの解析」「コードの解釈」「プログラムをコンピューターが理解できるように変換」を行う必要があります。

結果、他のプログラム言語と比べて処理速度が遅いというデメリットがあります。

コードの量を減らす、重複するコードを削除する等のエンジニアの工夫次第で処理速度を早めることも可能です。


5.プログラミングの学習方法

本記事では、3つのプログラム言語についてご紹介しました。
これらの言語を習得するには、学習する必要があります。

もし、Webサイトが必要な場合はWeb開発会社に委託をするか、自身で制作するかの2通りの方法があります。

「確実にWebサイト制作を成功させたい」
「高度な機能とデザインを有したWebサイトが必要」

などのご希望がある際はWebサイト制作会社に委託する方が得策といえます。
ARIA株式会社では、Webサイトの制作からシステムの開発まで幅広く対応しております。

ぜひ一度ご相談くださいませ。




自身で制作する場合は、以下の方法でプログラム言語を学ぶことができます。
スタイルにあった学習方法を取り入れてみましょう。


①書籍で学ぶ
学習本に沿って学習する方法になります。
本記事で解説したHTML、CSS、JavaScriptに加えてiosアプリの開発に必要なSwiftやJavaなどの学習本まで幅広くあります。

しかし、実際にPCと向き合って学ぶ必要があるため初心者には向いていない学習方法になります。


②オンライン学習
プロゲート(https://prog-8.com/)等のオンライン学習サイトを利用してプログラム言語を学ぶこともできます。

実際にPCに入力して学習するため、書籍よりもわかりやすい特徴があります。
サービスサイトによっては、高度な問題に対しては解説付きであるため、途中で挫折する心配もありません。

無料で学習できるサイトも数多くあるため、まずはチェックしてみても良いでしょう。


③プログラミングスクールに通う
専門学校で数学を学ぶように、プログラム言語の学習にも学校(有料スクール)があります。

講師がついているため、わからない時にすぐに聞ける環境があることがスクールのメリットとなります。
ARIA株式会社でもプログラミングスクールを開校しています。
最前線で活躍する現役エンジニアが講師なので活きたスキルが身につけられるのが特徴です。集中してスキルを身につけられるコースだけでなく、決まった授業はなくすでにエンジニアとして活動されている方がわからない事や相談などをできるコースも用意していますので、ご自身の状況に合わせた学びを行なっていただけます。オンラインでの受講も可能ですので、時間や場所に制限がある方もぜひご検討ください。




6.最後に

今回は3つのプログラム言語について解説しました。
これらの言語は、Webサイトを制作するにあたって必要不可欠なことがわかりました。

今後も、これらのプログラム言語を使用したサービスの需要は拡大していくと予想されます。
実際に、何かのサービスを立ち上げてプログラム言語に触れてみると、より一層詳しく理解することができます。

ARIA株式会社では、既存プロダクトの修正から新規プロジェクトの開発まで幅広く対応しております。
自社にリソースが不足している、他社では費用が高い等でお困りの際も、ご相談くださいませ。

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