開業するのにホームページは必要?目的別の相場一覧
開業・起業をしたタイミングでは、多くの方が自社のホームページがない状態だと思います。
ホームページは、会社の存在をアピールするために必要になってきます。
しかし、必ずしも全ての業種でホームページが必要とは限りません。
今回は、ホームページが必要になるケースや業種について解説していきます。
<目次>
1.ホームページが必要な理由
1-1.銀行口座の審査に必要になる
1-2.社会的信頼
1-3.集客のために必要になる
2.ホームページの制作費用
2-1.一般的なコーポレートサイト
2-2.メディアサイト(情報サイト)
2-3.ECサイト
2-4.求人サイト
3.ホームページを自分で作成する場合
4.まとめ
1.ホームページが必要な理由
まずは、ホームページがなぜ必要なのかを項目ごとにご説明します。
1-1.銀行口座の審査に必要になる
事業をスタートさせ、売上が発生した場合に報酬を受け取る銀行口座が必要になります。
実績のない新法人は売上も与信もないため銀行側はホームページを辿って、その会社の信用度を図ると言われています。
また、法人名義の銀行口座は開業直後に必要になるため早い段階でホームページが必要になります。
そのため、法人設立登記をする前にホームページの作成をする方法もありますし、そこに違法性はありません。
個人名義の銀行口座はダメなの?
結論、ダメではありません。
注意すべき点は、個人名義の銀行口座を法人口座として扱う場合は事業に関連する入出金のみ行うことにしましょう。
勿論、事業と関連性のない支出は経費として計上できません。
そのため、経費と個人用途の支出が混合してしまい、ややこしくなってしまいます。
1-2.社会的信頼
法人を無事に設立したら、いよいよお仕事を貰わなければなりません。
もし、仮にあなたが開業にあたってホームページを制作会社に依頼する場合、会社の紹介ページがない制作会社に依頼するでしょうか。
おそらく、ホームページがある制作会社に依頼することでしょう。
ホームページは他社にとって安心感を与えるのです。
1-3.集客のために必要になる
顧客を獲得するためには、自社のサービスが掲載されたホームページが必要になります。
しかし、ホームページを作成したからといって必ずしも消費者の目に留まるとは限りません。
それは、SEO(検索エンジン最適化)と呼ばれ開設したばかりのホームページは他の古くから存在するホームページと比べSEOが弱いためです。
SEOとは
例えば、あなたが東京都で車屋を開業したとします。
ターゲットとなる顧客がGoogleなどの検索サイトで「東京都 車屋」など検索した時に、あなたのホームページが表示されることがベストですが、他にも東京都で車屋を営んでいる法人はいくつもあります。
ライバル企業のホームページが検索結果の上部に表示されてしまうことで、あなたのホームページは顧客となりえる消費者に届かないことがあります。
検索結果の最上部に表示されるようにするために、行う施策のことをSEOと呼びます。
SEOに最適な施策は具体的には公開されておらず、素人が闇雲に行うよりもプロの制作会社やマーケティング会社に相談した方が効果が見込めることでしょう。
2.ホームページの制作費用
前項では、ホームページが新法人にとって必要になる理由について述べてきました。
以下では、制作会社にホームページの作成を依頼した場合の費用を業種別で解説します。
2-1.一般的なコーポレートサイト
- 必要なページ
サービス情報、会社概要、お問い合わせフォーム、利用規約、プライバシーポリシー
- 費用
20万円〜
コーポレートサイトの作成費用は比較的安い傾向にあります。
一般的に、ホームページの作成費用は必要とする機能の数(ページ数)によって変動します。
作成費用を抑えたい場合は、事前に必要なページを精査し制作会社に依頼すると良いでしょう。
2-2.メディアサイト(情報サイト)
※メディアサイトとは、「東京の温泉情報まとめサイト」や「ペットの飼育情報サイト」など1つのジャンルに特化したサイトを指します。
- 必要なページ
会社概要、お問い合わせフォーム、利用規約、プライバシーポリシー、投稿機能
- 費用
50万円〜
前項で解説したコーポレートサイトの機能に加え、投稿機能が加わったのが特徴です。
投稿機能に特化したWEBサイト作成ツールなどを使用することで、プログラミングに精通していない人でも作成することができる場合があります。
以下の記事では、自分でホームページを作成するための方法について解説しているため確認してみてください。
<コラム>自分でホームページを作成するために必要な費用や準備
2-3.ECサイト
- 必要なページ
サービス情報、会社概要、お問い合わせフォーム、利用規約、プライバシーポリシー、販売機能、顧客管理機能
- 費用
100万円〜
オンラインで商品を販売したい場合は、ECサイトが必要になります。
一般的なホームページでは、会社のサービスや会社概要などのページのみですが、そこに販売機能が加わるため高額になることがほとんどです。
また、1から作成すると膨大なコストと時間、技術が必要になるため以下のようなサービスを利用することをオススメします。
<ECサイト制作から売上・在庫・顧客管理、決済、マーケティングまでECオールインワンシステムMIECRUとは>
2-4.求人サイト
- 必要なページ
会社概要、お問い合わせフォーム、利用規約、プライバシーポリシー、会員管理機能、求人情報登録機能、メッセージ機能等
- 費用
200万円〜
求人サイトは必要とする機能の項目が多いため、作成費用が高額になることが一般的です。
また、必要とする技術も高度なためプログラミングに精通したスタッフが必要になります。
求人サイトを簡単に作れるテンプレートなども販売されておりますがカスタマイズ性に欠けるためオススメできません。
一度、制作会社に相談し相見積もりを取ると良いでしょう。
<ホームページ制作会社をみる>
3.ホームページを自分で作成する場合
制作会社に依頼する費用を抑えたい場合は、ご自身で作成する選択肢もあります。
主に、3つの方法で作成することができます。
- フルスクラッチ(完全オーダー)
- CMSを利用(WordPress等)
- WEBサイト作成ツール(Wix等)
費用を抑えたい場合は、WEBサイト作成ツールを利用することで簡易的なホームページがご自身で作成できます。
あくまで、テンプレートから作成するためカスタマイズ性が低く望むようなホームページが完成しづらい場合があります。
ご自身でWEBサイトを作成することを検討しているならば以下の記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。
<コラム>自分でホームページを作成するために必要な費用や準備
4.まとめ
ホームページは、ただ商品を紹介するだけの役割だけではありません。
クライアントの信頼を得るための、大切なアピール材料にもなりますし、銀行口座などの審査のための判断材料にもなりえます。
つまり事業を行ううえでは、必ず必要とも言えるでしょう。
ARIA株式会社では、高い技術力で初めてのホームページ作成をサポートしております。
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